作品紹介 Design Paper(枕草子)

平安朝文学を代表する随筆「枕草子」。
清少納言の鋭く繊細なまなざしですくい取った世界観を、
デザインペーパーにした作品です。

デザインペーパーの背景色は、白、黒、半透明の3種。背景色はシンプルに、でも文字色は溢れんばかりの色で仕上げた懐かしくも新しい雰囲気のデザインペーパー。

デザインペーパーをコラージュ背景に使ったノートコラージュ。文字色に合わせて、コラージュ素材もカラフルな端紙を使ってコラージュ。写真のように、たくさんの紙を重ね合わせることが多いです。

このデザインペーパーと手漉き紙は相性がとても良く、組み合わせて使うのが大好きです。綺麗な発色と手触りの良い手漉き紙は、インスタグラムを通じて知り合えた方の作品です。彼女の手漉き紙は、私のコラージュに欠かせません。

トレーシングペーパーは、半透明で何だか儚げな印象。印刷する紙質で、表情がガラリと変わるのも面白いですね。
off topic 余談
学生時代は、古文があまり好きではなく、授業も上の空状態。清少納言の鋭い感性でつづられた枕草子も、例にもれず好きではありませんでした。時をだーいぶ経て、改めて読み解くと、まーなんて細やかな感性なのでしょう!とその世界に夢中になってしまいました。特に42段にあたる「あてなるもの」。削り氷(ひ)にあまづら入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる。とても短い文章なのに、新しい金属製の器の冷たい感触、シャリシャリとする氷の食感を感じる素敵な段落です。